今後、「地理情報システムb」では、位置データを利用した統計的な処理を 行っていきます。例えば、最寄り駅からの距離と地価や人口密度などに 密接な関係があるかどうか、つまり相関関係が あるかどうかを調べたりします。ですが、 ここでは「応用統計学a」で習った相関関係の把握、相関係数の計算について、 ArcMapは一切使わず、Excelだけで勉強していきます。 基礎から勉強しますので、「応用統計学a」を履修していなくても大丈夫です。
以下の実習では、 千葉県内の倒産件数と有効求人倍率のデータ のデータを使用していきますので、クリックして下さい。
変数x, yのデータがn組あるとき、つまり
のようなデータがあるとき、変数x, yの相関係数は下記の2式のように表されま す。どちらでも同じ値を返します。
上記の式を利用しながら、
「倒産−求人」のワークシートを見ながら、 倒産件数、有効求人倍率のデータをExcel上で入力せよ。
Excel上で入力した倒産件数、有効求人倍率のデータの散布図を作成せよ。
「倒産−求人の計算(1)」のワークシートを見ながら、 倒産件数と有効求人倍率との相関係数を決定せよ。 段階的に説明するので、説明をしっかりと聞くように。
「倒産−求人の計算(2)」のワークシートに示されているように、 平成4年のデータを削除した上で、相関係数を決定せよ。
「倒産−倒産金額」のワークシートに示されてデータに対し、 倒産件数と倒産金額との相関係数を決定せよ。
「倒産−倒産金額」のワークシートに示されてデータに対し、 平成12年のデータを削除した上で、倒産件数と倒産金額との相関係数を決定せよ。