凡例の変更

「ArcMapの起動とshpファイルの追加」を 行った結果、下の画像のように、千葉市の各種データが表示されたとします。
shpファイルを追加した状態

このままではわかりにくいのが実情です。また、目的によっては、色や線の太さ などを変更したい場合が生じるでしょう。このページでは、そのような変更を 行う際の手順について説明しています。

まずは、「lm_stion_chiba.shp」の凡例を目立つように変更してみましょう。 下図では、駅を赤色で5ポイントの幅で表示するように変更しています。
lm_stion_chiba.shpの凡例を変更

以下の手順にしたがって、上の画像のように駅を赤色で5ポイントの幅で表示す るように変更しましょう。

  1. 「lm_stion_chiba」のプロパティを表示させます。表示させるには、下の画像の ように「lm_stion_chiba」のレイヤを指定した状態で、右クリックします。 または、単純に「lm_stion_chiba」のレイヤをダブルクリックするだけでも 表示可能です。
    レイヤーのプロパティを表示
  2. すると、「レイヤのプロパティ」が表示され、その中でも「シンボル」を 選択します。下の画像では、茶色の線が表示されていますが、これが現在の 凡例を表しています。このボタンをクリックします。
    凡例の変更
  3. 「凡例」の線の種類や、色、幅などを変更できます。自由に選択してみましょう。
    凡例の変更

今度は、「lm_rail_chiba.shp」の凡例を、鉄道会社ごとに分けて表示させて みましょう。中でも「千葉都 市モノレール」は目立つように変更したのが、 下の画像になります。
lm_rail_chiba.shpの凡例を変更

  1. 「lm_rail_chiba」のプロパティを表示させます。表示させるには、 「lm_stion_chiba」の時と同様に、「lm_rail_chiba」のレイヤを右クリック するか、ダブルクリックするかしてみましょう。
  2. レイヤのプロパティのうち、「シンボル」を表示させます。さらに、下の画像の ように「カテゴリ」の「個別値」を指定します。 鉄道会社のデータは「Manage」というフィールドに入っているので、フィールド に「Manage」を指定します。そして、「全ての値を追加」ボタンをクリックする と、下の画像のように、”京成電鉄”などの鉄道会社名が表示されます。 この状態でで、各シンボルをダブルクリックすると色や太さの設定画面が現れ、 個別に変更できます。
    個別値による凡例の変更

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須崎純一 京都大学大学 工学研究科都市環境工学専攻 環境情報学講座